新年あけましておめでとうございます。 地域の皆様に支えられながら、おかげさまで、特定非営利活動法人まほろばクラブ南国は、昨年10歳となりました。平成20年度に設立に向けた検討委員会が開催され、平成21年度に設立準備委員会が立ち上がり、2年間の準備期間を経て、平成23年1月27日に総合型地域スポーツクラブまほろばクラブ南国が設立されました。そして、運営の安定と環境整備に向けて、同年12月9日に、特定非営利活動法人を取得し、地域住民の福祉を増進する目的をもってその利用に供するための施設、南国市立スポーツ施設の指定管理を受託いたしました。
準備期間に約300人の会員様とスタートを切り、平成26年・平成27年と2期連続して、文部科学省「地域スポーツとトップスポーツの好循環プロジェクト」の採択を四国で唯一受け、多世代・多種目・多志向の活動が広がり、高知県唯一の会員1,000人を超える総合型地域スポーツクラブに成長いたしました。まほろばクラブ南国は、南国市と連携して、南国市スポーツ協会・南国市スポーツ推進委員連絡協議会・特定非営利活動法人まほろばクラブ南国で構成されたクラブを、多世代・多種目・多志向により、地域住民の住民による住民のための南国市を拠点とした総合型地域スポーツクラブであります。
2年間の準備期間に考えた3つの理念に沿ったプログラムは、現在では50プログラムを超えています。理念①笑顔あふれる生涯スポーツ(いつまでも誰でも気軽に参加できるプログラムの提供、健康増進・体力維持のお手伝い、継続的なサークル活動)理念②感性豊かな子どもの体力づくり(スポーツ好きになるプログラムの提供、運動能力の向上をめざす週5日制に対応したプログラムの提供)理念③健康づくり・仲間づくり・まちづくり(クラブを通じて健康づくり・仲間づくり・まちづくりを推進、いこいの場としての活用、健康・仲間・まちをテーマとしたイベントの開催)、3つの理念と会員の皆様と、地域の皆様と共に10年を歩んでまいりました。
これからも、地域の課題を解決する取り組みを、地域住民の皆様と一緒に考え、次世代の子どもたちに繋げていけるように努めてまいります。その一つとして、スポーツが地域の伝統文化とも繋がる取り組みを進めてまいります。地域にしかない、地域でしか体験できない取り組みと繋ぎ結、持続継続できるスポーツ活動を構築させていきます。皆様と一緒に南国市を元気に、高知県を元気に、「自然と身体活動量が増え、運動やスポーツが生活の中に息づくようなまちづくり」をテーマにスポーツで住み続ける楽しいまちづくりを勧めてまいりますので、引き続き、ご支援ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
特定非営利活動法人まほろばクラブ南国 理事長 武市光徳